
Static Dicos ,2006
2006年最高の一枚なんて、
Punky's DilemmaのEchelonに決まってるじゃないか。
─ そう思っていた時期もありました。
いや、Echelonが最高であるという事実に変わりはありません。
が、まさかこれに匹敵するくらいのが出てくるとは思ってもいなかった。
ドリームポップ研究所などという看板を出している以上、このアルバムを紹介しないわけにはいきません。
Childs。Yui。
私が好きな音の要素が全て詰まっていました。まるでオーダーメイドしたかのような。
ザラついた音が作り出す夢見心地の空間に、身を委ねてみて下さい。
この浮遊感。このやるせなさ。
・・・これをドリームポップと言わずしてなんと言えば良い?
ポストロックとエレクトロニカを通過した、現在進行形のドリームポップがここにあります。
彼らは自分たちの音楽を「Electronic Lullabies」と称していますが、正にその通り。
☆☆☆☆☆☆☆
最初は Yui=ユニット、Childs=タイトルなんだろうと思っていましたが、
Childs=ユニット。Yui=タイトル が正解。
ChildsとかYuiってどういう意味なんでしょうね。
ChildsはメキシコのPaúl MarrónとGuillermo Bátizの2人組。
2人とも25歳。
結成時期は2001年か2002年。
メキシコはエンセナダにて活動開始。
これ以上のことはわかりません(スペイン語の情報ばっかりなもので・・・)
MySpaceには
Childsとしてのサイトも持っていますが、メンバー2人もそれぞれサイトを持っています。
Paúl Marrón(Ikari rAde)
http://www.myspace.com/ikarirade Guillermo Bátiz (Don Moy)
http://www.myspace.com/donmoy上2つを見ると、彼らがどのような音楽に興味を持っているかをうかがい知ることができます。
予想通り(?)、インディーポップ〜シューゲイザー〜エレクトロニカ の辺りに興味が集まっていますね。
2人でカブっているものも結構ありますが、いわゆるポストロック、エレクトロニカ、ブリストル系付近への興味は一致しているようです(意外なところだと、Lauryn Hill なんてのも)。
・・・しかし、素朴な疑問として、「Paúl Marrón(Ikari rAde)」「Guillermo Bátiz (Don Moy)」という表記の意味が分からない。
ソースはここ→
http://www.indie-gente.com/banda.php?banda=10 なのですが、
Ikari rAdeやDon Moyというのは、一人ユニット名なのでしょうか?
『川島省吾(劇団ひとり)』みたいな感じ?ようわかりません・・・
Marianaという曲(マイスペでも聴けます)には、火垂るの墓(映画)の清太のセリフが使用されています。
なので、このアニメを見てしまった人間には、この曲を聴くと節子しか思い浮かばない(笑
☆☆☆☆☆☆☆
過去にハズレを引きまくった苦い経験から、このテの音を鳴らすバンドは、音作りだけで終わってしまう確率が高い(メロディーまで手が回っていない)と個人的に思っているのですが、このアルバムに関してはその心配は2曲目で吹き飛びました。
素敵なメロディーです。素敵な音です。
決して真新しくはありませんが、きっと需要はあるはず・・・